〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町3丁目15-2 1階
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※画像はお借りしました
外反母趾で痛みを伴っているという人は、全体の約2~3割程度で、さほど多いわけではありません。
ただし、室内でのはだしの状態では痛まないが、靴の種類や形状によって痛みが出てしまう方が多いようです。
痛みがあるということは、炎症を起こして、外反母趾の変形が進行しているということです。
特に痛みがある方は、放っておいて時間が経てば治るものでもありません。
放置すれば進行が進んでしまい、歩行に支障をきたすこともありますので、早期発見・早期予防がとても大切です。
処置が早ければ早いほど痛みが取れやすく、進行を最小限に抑えることができます。
また、親指が外側に曲がっていたり、親指の付け根部分が出っ張ってきているが「痛みはない」からといって安心ということではありません。
足や足指に痛みがなくても、外反母趾変形のある方の約80%に、ひざ・腰・首の慢性痛や頭痛・肩コリ・めまい・便秘・不眠などの自律神経失調症状などがあります。
足に痛みがある、ないに関わらず、足指の変形で足裏の土台が不安定になると、身体の上部に起こる不調の原因になってしまいます。
足指の変形が進行するにしたがって、足指が自由に動かせなくなり、踏ん張る力がなくなり、転びやすかったり、歩けなくなるリスクが高くなります。
この記事では、初期症状のチェック法から、予防のための具体的なセルフケア、靴選びのコツ、専門的な治療が必要になるタイミングまでを、専門家の視点から詳しくご紹介いたします。
★外反母趾は時間が経てば治るものではありません。
【外反母趾】は、足の親指が外側(小指側)に曲がり、親指の付け根の関節が内側に突出する変形性疾患です。
親指の付け根から変形に加えて、腫れやズキズキした痛みが現れます。悪化すると、靴が履けなくなったり歩けなくなったりするケースも少なくありません。
親指の関節は通常、人差し指のほうに沿って曲がっていますが、この角度が20度以上のものを外反母趾とすることが一般的です。
特に女性に多いのが特徴で、「外反母趾はハイヒールなどの靴が原因で起こる」とよくいわれますが、正確な根本原因は『履いている靴がご自身の足に合っていない』ことで足裏のアーチが崩れ『歩き方』に不具合が生じた結果、足首から歪んで親指が外側へと曲がってしまうのです。
親指が曲がってしてしまうのは結果であり、足首の真ん中にある『距骨』という骨が内側の捻じられて、不安定になり変位して『過回内足』という形態異常を起こしているということです。
足裏のアーチ
【足裏のアーチ機能】
1、内側縦アーチ
2、外側縦アーチ
3、横アーチ
★この3つが足のバランスを保っています。
この足裏のアーチが崩れて破綻した開帳足(足の横幅が広がる)では、クッションやバネの役割が失われるため、足の親指に多くの負担がかかり【外反母趾】を引き起こします。
初期段階では「ちょっと曲がってるだけ」ということがよくありますが、次第に以下のような症状が現れます。
さらに進むと、ひざ・腰・首への負担が増加し、ひざ関節症や腰慢腰痛、頭痛・肩コリ・めまい・便秘・不眠などの自律神経失調症状などが出現する可能性があります。
外反母趾を改善するには、次の5種類の中でどの種類の外反母趾に当てはまるかを判断することが重要です。
判断を誤ると、治るどころか逆に悪化することもあります。
※画像はお借りしました
足指を動かす足の裏側の筋肉が弱くなって機能していなくなっているため、足の横幅(横アーチ)を支えている靭帯や関節が伸びて緩んでしまい親指が小指側に曲がります。
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歩行する時に親指がねじれてしまい、親指の付け根を強く着きすぎるために、付け根の骨がねじれて強い刺激を強く受けるために、付け根が出っ張り曲がったように見える。
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(1)の靭帯性外反母趾と(2)の仮骨性外反母趾が合併(両方の要素が合せもつ)した状態で、中高年以降いちばん多くみられます。
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生まれつき指が長かったり、歩行時に足が靴の中で前にすべり、指先がハンマーのように縮こまっていたり、足指の第1、第2関節が上を向いてしまう人に多くみられます。このタイプの方は歩く時につま先の方から着いてしまう傾向があります。
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生まれつき指が長かったり、歩行時に足が靴の中で前にすべり、指先がハンマーのように縮こまっていたり、足指の第1、第2関節が上を向いてしまう人に多くみられます。このタイプの方は歩く時につま先の方から着いてしまう傾向があります。
外反母趾の痛みや足の変形を解決したい場合、多くの方は整形外科に受診されます。
そこで、「手術をしないと治らない」を告げられる方がほとんどです。
しかし、「手術」には大きな問題があります。
それは、見た目の器質的な変形は直ったとしても、歩く機能は改善しないもしくは手術前より悪くなるということです。
手術では、見た目が真っ直ぐになっているだけで、本当の意味で治ってはいません。
なぜ「手術」だとうまくいかないかと言うと、、、
「手術」で見た目の上での変形は直ったとしても、「歩き方⇒足裏の着き方~地面の蹴り方・離し方」は直っていないということです。
★手術をした患者さまの例
例えば、こんな患者様がいました。
◆過去に整形外科の勧めで「外反母趾の手術をしたけれど、また痛くて歩くのが辛くなってきました」というお悩みで、当院に来院された患者様を何名も診てきています。
そのほかに、
◆手術後に「母趾は真っ直ぐになったけど」しばらくしたら「小指が曲がってきて痛い」というお悩みでしたり、
◆足の裏側いわゆる「横アーチ」が反りかえっていて、マメやタコができて、痛くて歩けない。
◆足の裏から指先がしびれて痛みが出現する「モートン病」の疑いで、歩くことが辛くなっている方もご相談を受けています。
◆親指は真っ直ぐになったが、手術前より親指以外の四指が曲がリが酷くなって、いわゆる「槌状(ハンマートゥ)変形」になってしまった。
とお悩みを相談される方も数名診てきています。
これらの課題を解決するのに本当に診るべきなのは
「変形」ではなく「歩き方:足の着き方~地面からの離し方」なんです。
気づいた時点で予防を始めれば、進行を食い止めることが可能です。
上記のようなサインがあれば、足指を動かす筋力トレーニングを取り入れることが重要です。
★足指力強化エクササイズ動画をご覧ください。
※音が出ますので、音量を調節した上でご覧ください。
まずはご自身の足のサイズ、形状に合った靴を履くことが大前提です。
※画像はお借りしました
まず足裏や足の甲の筋肉や関節を柔らかくしましょう!
足裏や足の甲の筋肉部分をマッサージしたり、足指をしっかりと曲げ伸ばししてストレッチをして下さい。
次に足の指で、「グー」「チョキ」「パー」ジャンケンしてみましょう!
「グー」:足指をすべてぎゅっと丸める
「チョキ」:親指だけを上に上げ、他の指は下へ
「パー」:指をしっかり開いて広げる
テレビを見ながら、お風呂上がりなど毎日続けて見てください。
タオルを握ってみましょう!
※画像はお借りしました
足指5本をしっかり使ってタオルを「握る」「持ち上げる」「離す」という3動作を行うだけ。
【手順】
①まず床にタオルを置き、足を乗せますこの際に、かかとだけタオルから外すようにすると、この後の動作が行いやすいです。
②足の指を曲げてタオルを掴みます。なるべくすべての指を使うように意識しましょう。
③タオルを掴んだまま足の先を浮かせ、その後タオルを離します。
右足で行いつつ、左足でシワが寄ったタオルを元の位置に戻しながら、左右で10回ほど繰り返しましょう。
※注:X脚やO脚の人は、足指を動かそうとするとどうしてもひざが正面からずれて内側、あるいは外側に動いてしまう傾向にあるので、常にひざが正面に向いているか鏡でチェックしながら行いましょう。
椅子に座り、足の裏にテニスボールを土踏まず〜指の付け根あたりを転がしてみましょう。
片足3分ずつ行う。
これにより足裏の筋膜が柔らかくなり、アーチの維持がしやすくなります。
初期段階での予防ケアができなかった場合、痛みや変形が進行し、歩行困難や生活の質(QOL)が低下する可能性があります。
重度の変形や慢性的な痛みがある場合は、インソール(足整板)療法、テーピング療法、場合によっては手術が必要になるケースも。
私たちのような足の専門治療を行う治療院では、状態に応じて運動療法、矯正施術、生活指導を組み合わせたサポートを行っております。
当院がお勧めする「足整バランス療法」「足整テーピング法」「足整板療法」は、【足裏のバランスを整える健康法】です。
足全般の痛みに対し著しい効果があります。
足指の痛みはほぼ100%近くの方が改善します。
手術をしても、歩き方、足の着き方を改善できなければ、必ず再発して再び痛みに悩まされます。
足指が曲がるような歩き方をしているから、変形したり痛むのです!
当院では『歩き方改善指導』(歩行改善プログラム)を実施しています。
手術を考える前に、ぜひ一度ご相談下さい。
外反母趾は、日々の小さな積み重ねで予防・改善が可能です。
「まだ大丈夫」ではなく、「今のうちに予防しよう」という意識が、将来の快適な歩行と健康な身体を守る第一歩になります。
もしご自身やご家族の足に不安があるようでしたら、お気軽にご相談ください。
専門家の立場から、あなたの足と生涯自立歩行をしっかりとサポートいたします。
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